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執筆者の写真Lato

再会



UHUで歌ってきた。来てくれた皆様ありがとうございました。

広いステージ。照明。ああ、ライブハウスだ。


やりきった後で月光冥利のステージの動画を見た私はびっくりした。


あれ…待って、GnomeのLatoだ…


久しぶり。おかえり。元気そうだね。



脳がバグる。GnomeLatoじゃない。すごくそっくりだ。いや、でも違う…もっと、進化している。研ぎ澄まされている。


Gnomeってのは4人バンドでドラムもベースもエレキギターもいた。

鳴ってる音はギターと声だけだった。

音数は弾き語りと同じだ。それなのに、なんなんだ一体…月光冥利、恐るべし。

ボーカルは狂気に満ちて感情的。そういうものに別の人間が弾くギターがぴったり合わさる。これって難易度高いと思うんだな。どっちかが追いかけて合わせにいっているわけでもなさそうだ。


ボーカルは楽しいだろうな、全て燃やし尽くして表現と音に没する。普段見ない顔だね。いいぞそれだ。

かつてGnomeのボーカルだった私は、あのときの楽しさを、自由さを、また月光冥利で取り戻したようだ。最低限の音数に耐えうる確かな音。不安定要素、なし。

もはや泣けるほどカッコよかった。月光冥利は今、確かにカッコいい。


好きなだけ歌いたい。やれるだけやりたい。私生活がどんなに地味だろうが、クリスマスにぼっちだろうが、月光冥利Latoだ。それはどれだけ自分の存在価値として自分を肯定してあげられることか。





素敵やん。

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